Meta:Interview - This is how Shiren was created!
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This Q&A was posted to SEGA's website sega.jp, its exact release date is unknown. The earliest known mention is from October 22, 2001. The interview was between Chunsoft's President Koichi Nakamura and SEGA's Takezaki.[1][2]
Questions and Answers
10月12日の東京ゲームショウに合わせて、ついに正式発表されたドリームキャストの新タイトル「不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」。まさに待望のタイトルです。 セガ公式サイトでは、早速チュンソフトの中村社長をお迎えし、本作品についてセガ竹崎からお話をうかがいました。
- Takezaki
- ついに発表になりましたね、「風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」。
- Koichi Nakamura
- ここまで結構長かったですね。
- Takezaki
- このタイトルを早く発表したくてうずうずしていました。「ドリームキャストの本体は製造中止になったけど、年末にはこんなタイトルが隠れてるんだよ~」って(笑)。DC本体を持っている人には、もう絶対買って欲しいタイトルなんですよね。そういったわけで、まずは、「シレン外伝」を作ることになったいきさつからお願いします。
- Koichi Nakamura
- DC用に「シレン外伝」を作るようになったいきさつですけど、ドリームキャストが発表されてすぐに、セガさんからドリームキャスト向けに「シレン」を作って欲しいって話がありまして。DCにはモデムも搭載されていて何か面白いことができそうなので、やりたいなぁと思ってはいたんですよ。
- Takezaki
- そうそう、実はセガから「ドリームキャストのキラータイトルとして是非!」ってお願いしたんですよね。
- Koichi Nakamura
- ただ当時のチュンソフトは、ちょうど64版「シレン」を手がけていた最中だったので、現実的に開発は厳しいなとお返事したところ、セガさんの方から「セガで優秀なスタッフを用意しますから、ぜひ一緒に作りましょう」という話があり、それじゃあぜひということになったんです。そうやって作り始めて、最初はGB版の移植とか言ってたのが、「どうせならオリジナルストーリーで」という話になって、いろいろと手を加えているうちに時間が立って……、今に至りました。
- Takezaki
- セガの社内ではDC立ち上げ時から、DCには素晴らしいタイトルをラインナップしなければっていつも話し合っていましてね(笑)。
- で、最初の頃から「シレンは是非出したいなぁ」って話が出てたんです。しかも、「シレン」がネットワークに対応したらもっと面白くなるに違いないという、漠然とした期待感がずーっとあって、実は僕らも楽しみにしていたんですよ。
- 中村社長は雑誌などで、ときどきネットワークゲームの話をしてらっしゃいますが、自作のネットワーク対応についてどんな風に考えておられますか?
- Koichi Nakamura
- 『不思議なダンジョン』のネットワーク対応という話はよく聞くんですが、現実問題として、1つのダンジョンに大勢の風来人が入っていって、モンスターやアイテムを共有していくというのは……。もしかしたらできるのかもしれないんですが、『不思議のダンジョン』の面白さって、各人がそれぞれマイペースでやれるところが大きいと思うんですよね。
- ものすごいペースで突き進んでいって、悩む時には一手を決めるのに20~30分かける。オンラインで多人数プレイだとそれができないんですよね。
- リアルタイム系にすると、ゲームとしてのターンは成立するんだけども、一手を悩むっていうゲームの面白さはなくなるので、本当にアクションゲームになっちゃうし、一手が勝敗を決めるっていう強烈なゲームバランスが組めなくなる。
- ターン性にして他の人がターン終わるのを待っていると、今度はゲームのテンポが悪くなるんですよ。
- ネットワーク対応の「シレン」を実験で作ってみたんですが、その2つが解決しなくて、結局うまくいかなかったんですよ。
- Takezaki
- なるほど。言われてみれば、そうですよね。
- でも、今回のドリームキャスト「シレン外伝」はちゃんとネットワーク要素が入るんです(笑)。
- Koichi Nakamura
- そのあたりは追ってお知らせするということで(笑)。楽しみにしていてください。
- Takezaki
- ホントに早く遊びたいですね~。
- それでは、最後に「シレン」のファンの方々やDCユーザーのみなさんにメッセージをお願いします。
- Koichi Nakamura
- DCを持っている人の中で、「シレン」や「トルネコ」をやったことがない方には、チャンスなので是非一回楽しんでもらいたいなと思いますし、今までやったことがある人も、ぜひともネット対応の『不思議のダンジョン』を楽しんでもらいたいと思っています。
- Takezaki
- ありがとうございました。
- DCユーザーのみなさん、「不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」を応援してくださいね!