Meta:Autumn 2007 SEGA New Work Presentation
At the SEGA New Work Presentation Autumn 2007 (Japanese: セガ「コンシューマ新作発表会 2007 AUTUMN」), Shiren the Wanderer 3: The Sleeping Princess and the Karakuri Mansion was revealed on September 14, 2007.[1] This article is archived here for its historical significance to the franchise, our goal is similar to that of the Wayback machine. To preserve the history of the franchise we're passionate about. Please view the original if it's still available.
- 「不思議のダンジョン 風来のシレン3 -からくり屋敷の眠り姫-」(Wii)……ついに「3」となった「シレン」は3人のプレイキャラクタが登場
2008年発売予定 価格:未定
Information
Japanese
プロデューサーの中村氏 本作のプロデューサーである株式会社チュンソフト 中村光一代表取締役社長は、「『風来のシレン』は、"世界観にとらわれず、面白いと思ったアイデアをどんどん取り入れて、ユーザーのみなさんに挑戦していく"ことをテーマに制作している。これまで『泥棒』や『肉』、『罠』システムなど、本当に"1,000回遊べる"ことを目指して制作してきた。『シレン3』は移植でも『外伝』でもなく、数々の新しいシステムや新アイテム、新モンスターをそろえた正統な完全新作」と「シレン3」を紹介した。
「今回の『シレン』は、シリーズ中最もストーリーが充実しています。シレンとコッパが繰り広げる壮大で奥深いドラマになっています。シレンは今までのシリーズで一番りりしくてかっこいい青年です。今作でシレンの生い立ちの謎も明らかになるかもしれない」と、ストーリー面の強化をアピール。
また、「シレン3」では、シレンの叔父さんであり、剣術の師匠でもある「センセー」が初登場する。物語は、センセーがシレンの父親から預かったという、からくり屋敷のカギを持ってくるところから始まるという。さらに、「外伝」で人気の高い「アスカ」も競演する。この3人でのパーティプレイが基本となり、途中で3人を切り替えて先を目指すことができる。アスカはナギナタ、センセーは二刀流使い。それぞれ必殺技も異なる。この3人で武器や盾を交換しながら、戦略を練っていくということらしい。
「3」で新しく取り入れられるシステムとして紹介された「道具成長システム」は、ダンジョンのある場所にアイテムを置いておくと、剣や盾の強さが上がったり、特殊能力が追加されるというもの。成長度合いは場合によって異なり、数ターンで成長することもあれば、特定のダンジョンに潜ることで幻の刀になったり……ということもあるという。
新モンスターは60体が登場。中でも、特にボスキャラクタに力を入れているという。どんな動きをするのか、非常に楽しみだ。
もちろん、「風来のシレンDS」などで好評を博した通信機能にもしっかり対応。「風来救助」、「番付」システムはもちろん、「サーバーの壺」という、ダンジョンの途中で友達とアイテムを交換できる、オンラインモードで初登場するアイテムが登場する。また、発売後にダンジョンのダウンロードサービスも行なう予定があるという。
Demo Impressions
試遊会で体験できたのは、本作のサブタイトルにも使われている「からくり屋敷」の内郭の探索。1Fから3Fまでがダンジョンで、その上の屋上部分は屋外となっていた。なお導入部のムービーで、シレンの相棒「コッパ」が「ゲームショウのために……」と言っていたので、今回のプレイアブルと同等のバージョンのものがゲームショウにも出展されると思われる。
さて、肝心のゲームの内容はというと、基本システム(操作)は従来のシリーズと同じ。キャラクタなどの操作にはクラシックコントローラを使用し、モンスターと戦ったり、アイテムを拾ったりしながらダンジョン内を探索していく。
ダッシュ移動や斜め移動、そしてプレーヤーキャラのその場での向き変更など、「シレン」シリーズで「無駄な1ターン」を減らすために欠かすことのできない操作法も、「各種ボタン+十字キー(Lスティック)」と従来通り。今回のバージョンではそれぞれ、ダッシュ移動が「Bボタンを押しながら十字キーもしくはLスティック」、斜め移動が「Rボタンを押しながら十字キーもしくはLスティック」、プレーヤーキャラの向き変更が「Yボタンを押しながら十字キーもしくはLスティック」となっていた。
試遊会バージョンでは、「シレン」、「アスカ」、「センセー」の3人パーティで屋敷内を探索できた。探索時には、「シレン」以外のキャラクタも操作することができ、Xボタンでメニュー画面を呼び出して操作するキャラクタを切り替える。ただ、「仲間の切り替えなどはもっとスムーズに行なえるようになります」とは担当者の弁。製品版では、いずれかのボタンを押すだけ、といったシンプルな操作で切り替えられるようになるのかもしれない。
プレーヤーが操作しないキャラクタは、AIで行動するようになっている。プレーヤーキャラが1ターン分行動すると、そのときの状況(モンスターが隣接しているときは攻撃など)に合わせて仲間も行動するという具合だ。
仲間の行動は、「作戦」や「心得」というコマンドを利用してある程度管理することができる。作戦には「一緒に行こう」、「無理しないで」、「倒して進め」、「間を空けて歩く」、「道具回収」といったものがあり、「倒して進め」だとモンスターと遭遇すると一目散にそちらに向かい、「間を空けて歩く」だと操作しているキャラクタと少し離れて移動するという具合に行動パターンが変化する。
中でも印象的だったのが「道具回収」。指示した途端に、こちらのことはそっちのけでマップ内に落ちているアイテムを拾い始めた仲間の姿を見て、思わず笑ってしまった。
一方、心得には「杖を使う」、「お札を使う」、「ピンチの時に回復する」などの項目が用意されており、モンスターとの戦闘時に選択した項目に合わせた行動を取るようになる。作戦や心得など、こちらの指示に対するAIの行動はかなり的確で、的外れな指示をしなければ頻繁に操作するキャラクタを切り替えなくても済みそうだ。
プレイ環境を変更するオプションも充実しており、アイテムを拾うときのモーションをカットできたり、画面外にいる仲間が攻撃したときにカメラがそちらに移動する機能をOFFにできるなど、さまざまな項目について好みに合わせた調整ができるようになっている。
今回、特別バージョンということでプレーヤーキャラのレベルがやや高めに設定されていたようで、ゲームの難易度に関しては正直なんともいえないところ。だが、ゲーム全体の作りはいたって親切・丁寧という印象。「1,000回遊べるゲーム」をコンセプトに作られてきた「シレン」シリーズだけに、特に総プレイ時間が長くなるにつれて見るのが辛くなってくる演出面に関しては、オプションでON/OFFを自由に切り替えられるようにしてあるなど、実際にプレイする人の立場にたった配慮がなされている。
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